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セラピストや指圧マッサージ師が行動から筋肉弛緩を見る方法

甲地直矢です。

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ほぐし職人学院の院長をさせていただいております甲地直矢です。

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今回のテーマは
「何気ない姿勢から弛緩させる筋肉を見つける」です。

現場では、「ココが辛い」とか
「ココが痛い」などお客の要求があります。

人間の何気ない動作や姿勢から
弛緩させていくべき筋肉を考えていきたいと思います。

まず、代表的なのが・・・

仰向けで寝るときに腕を頭より挙げて寝てしまう。
仰向けで後頭骨に手のひらを重ね、腕枕みたいにして寝るとラク。

こういった方は、肩の筋肉で特に僧帽筋が関与してます。
何故かというと、上肢を頭部より上に挙げると
僧帽筋が縮まった状態になります。

僧帽筋が疲労していると、僧帽筋を自然と縮めたくなるんです。
僧帽筋が引っ張られた状態が疲れるのです。

次に、運転中など、腕を肘かけに置いたり
助手席の所に腕を挙げ置いてしまう方は前腕部が張っています。

何故、腕をついつい肘掛に置いたりしてしまうかというと
疲労しているので休ませたくなるから。

足を組みます。
よく、上になる方の足ありますよね?
その、上になる方の臀部(おしり)~下肢(足)が張っています。

疲労しているので、足を組んだとき休ませたくなるのです。

座位で猫背気味になる方がいます。
その方は、腹筋が張っています。

猫背だと腹筋が縮まりラクなんです。

人間は、違和感のある場所を
何気なくラクにさせる姿勢をしたりする習慣があるので
そこを見逃さないことなんです。

セラピスト、指圧マッサージなどの施術者は、
こういったお客が無意識にとる行動をチェックする方法を
授業カリキュラムに取り入れ、施術に活かしていくことをおこなっていくと
より良い、施術結果が出る時が多々あるんですね。

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