セラピストのための講習会は東京・大阪・千葉にある整体スクール
こんにちは。
東京・大阪・千葉にある整体スクール
ほぐし職人学院の院長
甲地直矢です。
さぁ、今回で3日目のメール講座になりましたね。
はりきっていきましょう!
前回は身体に痛みや痺れ、違和感のある場合
多くは身体の歪みを整えるとそれらが軽減したり
消失したりするということでした。
実際問題、歪みだけではなく、内臓関係や
ストレスからくる痛みや痺れ、違和感も多々ありますが
大体が人間の身体の歪みを整えるといいと整体では考えられております。
「骨盤の歪みを整えましょう」
というフレーズを良く見たり聞いたりしませんか?
骨盤とは、骨格(骨)のことですよね?
整体テクニックの多くは、骨格の歪みを見ますし
整えます。「ボキボキ」という古い整体のイメージがある通り
骨を調整するイメージがありますよね?
カイロプラクティックは整体テクニックを代表する
テクニックでとても優れたテクニックだと言われています。
では、骨格の歪みとはどこからきているのでしょうか?
要は骨格の歪む原因のことです。
それはですね、じつは筋肉の硬結にあります。
筋肉は疲労すると硬くなります。「コリ」といわれているものです。
この筋肉のコリが骨の歪みを作っています。
逆に言えば、筋肉のコリを弛緩すると骨の歪みは自然と
整えられてきます。
この原理はとても自分の技術レベルを上げるために大事ですので
こちらは、ほぐし職人学院の体験講座や授業で
詳しくお伝えしております。
筋肉の硬結が骨格を牽引してしまう。
要は、骨が歪むのではなく
骨は筋肉によって歪まされていると考えると
筋肉の硬結をしっかりと弛緩させて筋肉を柔らかくしていく
そんなテクニックと方法、考え方を持った方が
いいということなんですね。
筋肉を上手く調整するには筋肉の性質を考えていく必要があります。
筋肉には何パターンかの特徴があります。
まず一つは
筋肉には連動性があり、
その連動性を利用していくと調整がしやすい。
という性質があります。
どういうことかというと
現場に入っているセラピストの方なら
普段からお客様のお体を触っているため
よくわかると思いますが
たとえば、肩がガチガチな肩こりの方を
懸命にほぐしていても、なかなか肩ってほぐれないですよね?
しかし、背中の肩甲骨周りをほぐして
また、肩の筋肉の硬さを以前とくらべると
柔らかくなっているときないですか?
背中とは言わず、三角筋(肩の筋肉)や
上肢(腕のこと)をほぐしたら肩の筋肉が柔らかくなったとか。
腰の筋肉が硬く腰痛があったとき
臀部筋(お尻の筋肉のこと)をしっかりとほぐしたら
腰部の筋肉が柔らかくなったとかよくありません?
これ、ホントによくあることです。
じつは、筋肉の特徴として、つながりを利用して
筋肉をほぐしたほうが効率よくほぐせます。
筋肉を調整するときは
調整したい筋肉のつながっている筋肉をほぐして
考えながら調整していくと
弛緩させたい、主訴の筋肉は弛緩を始めるということです。
次回は、筋肉といわず身体のつながりについて考えていきましょう。
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